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夏の法要最終日思う事

執筆者の写真: 田中 乗光田中 乗光

今年は厳しい暑さでしたが、皆様の体調はいかがでしょうか。

関西のお坊さんは、8月も終わりに近づくとホッとされておられる方が多いかと思います。(関東は7月盆ですので、関西のお寺さんのお手伝いに遠征されておられる方もおられるようですが)


今年は、少しばかりですが初めて息子(3歳)をお供にお盆参りや地蔵盆を勤めさせていただきました。

お檀家様のお家にお邪魔させていただき、お勤めをはじめて数秒で仏間の隅々を物色したり、お檀家さんの膝の上でくつろいぐ始末・・・まぁ、着物を着てついてきただけでも良いとしています。


 あるご老僧がご法話で、

「皆さん、家庭教育とはどのような事ですか」と聴衆に問いかけられていました。

私も“挨拶をしっかりさせること。悪いことをしたら謝る様に教えること・・・”など考えていたのでいたのですが、

皆様はどう思われますか?


そのご老僧がおっしゃられたのは、

「家庭教育、しつけというのは、言って聞かせることではない。マネをさせること」

「まずは言う前にあなた方が何をしているのか見つめなおすことが大切」

とおしゃられました。

《親の言う事はやらないが、親のすることはする》


そんなご老僧の言葉を思い出しながら、今年も様々な課題の見つかった夏の法要でした。



合掌



 
 
 

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